Dragos Ruiu

ドラゴス・ルーユーは、世界的にも最も技術的な情報セキュリティ・カンファレンスの主催者として、カナダのCanSecWestを21年間と日本でPacSecを17年間と、この分野では最も長くカンファレンスを開催してきた第一人者のひとりです。
彼の経験は、コンピューターがまだ紙テープを使用していた太古のPDP11に始まり、その延長としてさまざまな政府機関が使用するスーパーコンピューターに取り組み、Hewlett Packard社のネットワーク監視システムに7年間取り組み、最初のHDTVステーションで使用されたMPEGデジタルビデオアナライザーを手がけたことでEmmy賞を受けました。
また彼はミッションクリティカルなシステムのセキュリティ監査を行っており、バンクーバー、ロンドン、アムステルダム、ブエノスアイレス、香港、東京で情報セキュリティ・カンファレンスを開催し、またPWN2OWN脆弱性発見コンテストを開始しました。
さらに最近では、新コロナウィルスのパンデミックが始まって以降、SF作家の大会ConNZealandでの2020 Hugo AwardsやNASFiC 2020カンファレンスなども手がけ、物理的カンファレンスがテクノロジーを活用してシステムを仮想オンライン形式の開催に移行する支援に注力してきました。